同人とは各語りき。
5億年ぶりくらいに同人誌たるものを作ろうとしている。
と言っても、二次創作やオリジナル本とかではなく、ただただプログレをレコメンドする同人誌。
そう思い至ったのも、やはりデジタルという媒体の弱さと物理の強さである。
日々、コツコツとプログレのレコメンドを続けているが、やはり数が数だけによく「あれ?これレコメンドしたよな?」であったり「あれ、このアルバム聴いたっけ?」ということがよく起こる。昔であれば、そもそもCDの存在によって聴いた、聴いてないが判断ついたものだが、サブスク全盛期の現代において「とりあえず追加しておこう」のまま全然聴かれずにiPhoneの中で埃をかぶっているアルバムもいくつもある。レコメンドのためにたま〜に掘り起こして「あれ!?結構いい曲じゃん!」となってせっせこレコメンドを書いたりすることもあるが、なかなかそうも言ってられない枚数を積んでいる。
そんな時に、やっぱりパッと本棚から取り出してパラパラと引ける魅力というものがあると思うし、やはり物理の情報耐久度というのはデジタルのように吹けば消えるようなものとは大きく違う。
そんなわけで物理的な同人誌を作ろうと思って、せっせこ作り始めた次第である。
しかし、マンガやイラスト本であればいざしれず。文章主体のそれもプログレのレコメンド本となると、色々と初めての制作故非常に悩むことが多い。
まずはレイアウトやDTP。
音楽雑誌やレコード本など、CDを紹介している書籍は星の数ほどあるが、それと同人誌というコンテンツをどう織り交ぜていこうかなどの紙面デザインを考えなければいけないわけだ。
次にコンテンツ。
先にも言ったようにCDを紹介している書籍は星の数ほどあるし、インターネットでおすすめのアルバムを紹介しているサイトなど星の数、いや宇宙の数ほどあるだろう。
そんな中、わざわざお金を出して買うのだから、10枚くらい紹介して終わり〜なんて生ぬるいことをするわけにもいかない。しかし、本としてまとめる以上紙面という制約があるわけだ。そりゃあ、こっちには今までレコメンドしてきた500枚ほどのストックがあるが、そんなもの本にしてみろ。300ページくらいに膨れ上がって印刷費で死ぬだろう。
そして最後はリーガルチェック。
やはりアルバムを紹介するという手前、アルバムのジャケットが掲載されていないのは寂しいものがある。しかし、ジャケットを掲載するということは著作権の問題が絡むということである。
ここを解決しないことには、この本を出すわけにもいかず、ちゃんと専門の弁護士さんなどに訊かないとなぁと思っていたりもするのである。
が…、ここまで書いておいてなんなのだが…業者か?
そんなわけで、最近はずっとこの同人誌用に文章を書き溜めている。
本当に出るかどうかは怪しいけど、ずーーーーっと頭の片隅に原稿の2文字がこびり付いているのが気持ち悪いので、なんとかしなくてはと思いながら、日々を生きている。
めんどくさいよ〜!